小倉ハンドメイドマルシェを終えて。

7/17・/18に福岡県小倉で開催された「小倉ハンドメイドマルシェ」が無事終了しました。二両亭かるたのお店までお越しくださいました皆様並びに運営スタッフの皆様ありがとうございました。

16日19:50、まずは会場へ向かうべく大阪南港から「北九州Ⅱ」に乗船し新門司港へ。船窓から眺める瀬戸内海は想像以上に広く、「どうやって戦国時代に、向こう岸も見えないこんな広い場所で海戦してたのかなぁ」と、当時の海軍の技術は凄かったんだなとしみじみ思いました。

大阪南港を出港する「北九州Ⅱ」

17日8:30、新門司港に到着。そこから送迎バスに乗り小倉駅へそしてイベント開催場所である西日本総合展示場へ。久しぶりの屋内での出店です。普段はテントを利用して商品を吊り下げるのですが、今回はレンタルした机を中心にした商品展開です。机のサイズをもっと大きなのにすれば良かったなとちょっと心配しながらいざ開場!

配置場所が入り口から相当遠かったため、周辺はしばらく静かだったのですが、10分ほど経つと少しずつお客様が来店されるようになり、1時間ほどでたくさんのお客様が来店されるようになりました。そしてその盛況ぶりは閉場する17時ごろまで続きました。

翌日の18日もほぼ変わらないお客様の動静でした。そして2日間を無事終えて、我が二両亭かるたの今回の出店について総括すると「反省と今後の課題」が露わになった内容となってしまいました。

お客様の動員数に比して売り上げはそれほど良くなかったのです。小倉ハンドメイドマルシェの発表によると出店ブース数は2日間で625ブースのようでした。これほどブース数が多いと生半可な展開をした我が店は目立たなかったのだと思います。実際、来店されたお客様に「何の店?」と度々尋ねられ、「あぁ、カードゲームも売ってるんだ」と、ピアスやキーホルダーがメインのお店と思われてしまってました。

2年前、近鉄上本町店で出店した時は、屋内という事で雨風を気にしなくて良い環境でした。そこでブースの一角を戦国花札で遊べるいわゆる実演コーナーのようにしてお客様に少しでも関心を持っていただけるように展開しました。しかしそのことを今回すっかり失念してしまってました(おまけにちっちゃい机を発注したからそもそも実演出来ない!)。これが今回の反省です。そして自分の店を埋没させないように、これが今後の課題です。

なにも悪い事ばかりではありません。商品を購入していただいたお客様に「御”手”印」を作成して記念にお渡しさせていだたく事をこの小倉ハンドメイドマルシェから試験的に導入しました。去年から始めたかったのですが、緊急事態宣言によって出店そのものが無くなってしまい、私がすっかり意気消沈して計画は今に至るまで流れてしまいました。そこで、8月からの出店予定が少しずつ戻ってきているので再計画するなら今しかないと思い小倉ハンドメイドマルシェから始めさせていただきました。まだまだ拙い「御”手”印」ですが、今後もどこかのお店で二両亭かるたの商品を購入していただけましたらお渡しさせていただきますのでよろしくお願いします。

小倉ハンドメイドマルシェでの商品展開はこんな感じ。久々の屋内で嬉し。

写真2枚に対して随分と文章を割いてしまいました。なので以下4枚の写真についてはさらっと触れさせていただきますと、19日17:00新門司港発の「ふくおかⅡ」に乗船するまでの少し空いた時間に常盤橋を渡って小倉城へ行った時の写真です。小倉はもうとにかく都会過ぎて驚きました。そして海のすぐそばに細川忠興が建てた小倉城が聳え立つ街の造り。大阪で例えるなら大阪城をUSJのある此花区に持ってきたような感じですかね。対面には下関がすぐそばにありますから非常に理に適った配置なのでしょう。

旅をしてそこで実際に目の当たりにする物からいろんなことを学び気がつかされます。こういう瞬間があるから行商は楽しいのです。

向かって左に進めば、あの小倉城。
細川忠興が建てた小倉城。戦国花札には父・細川藤孝が登場。
小倉城内にて発見。向かって右の像は個人的に思い入れのある宮本武蔵像。

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