
第3弾の「カシンバンEP」は、
黒田官兵衛、竹中半兵衛、大谷吉継、直江兼続、前田慶次などなど、大大名の縁の下として活躍した家臣たちが登場します。彼らは戦国花札を遊んでくださったお客様などから「登場して欲しい」とリクエストの多かった武将たちです。
作成するにあたり「カシンバンEP」には役割を与えました。目指すは「より遊びやすい・より親しみやすい」花札です。戦国花札と鎌倉花札は札の数が64枚で構成されたカードゲームです。「カシンバンEP」は48枚を採用。過去2作ではその64枚という札の多さに、遊んでいただく以前に負担を感じる方もいらっしゃいました。そうした方にはこちら「カシンバンEP」がオススメです!
出来役には「関ヶ原」や「猪鹿蝶」「直江状」など聴き馴染みのある役が登場します。そしてこれらは札が揃えば加点が付く、それだけにしました。とてもシンプルです。戦国花札に登場した「織田包囲」、「天下人」。鎌倉花札の「鮫交換」「13人の合議制」のような各時代の世界観をゲームに落とし込んだ特殊な役は登場しません。でもちょっと「小早川秀秋」の動きが特殊と言えば特殊かもしれません。
「カシンバンEP」の登場により3作をそれぞれ次のように位置づけます。
- カシンバンEP 初級編
- 戦国花札 中級編
- 鎌倉花札 上級編
松竹梅や甲乙丙、日本3大〇〇など「3」という数字はまとまりを与えてくれて良い感じです!お客様にも各種お勧めしやすくなりました。
次は四天王を目指してまいります。